コールセンター経験は転職で評価される?活かせる職種と、職務経歴書での伝え方
「コールセンターの経験って、転職で何の役に立つんだろう」と思ったことがあります。でも、仕事の中身を分解してみると、ほかの職種でも使える力がたくさんありました。
調べる前は、「電話対応の経験は、未経験の職種ではあまり評価されない」と考えていました。求人票を見ていくと、カスタマーサクセスやインサイドセールスの募集では、「顧客対応の経験」が歓迎条件に入っていることも多いようです。仕事内容の言葉が違うだけで、求められている力はかなり近いと感じています。
コールセンター経験を活かしやすい職種
| 職種 | 活かせる経験 |
|---|---|
| インサイドセールス | 電話での会話、相手の課題を聞き出す力 |
| カスタマーサクセス | 問い合わせの傾向をつかみ、先回りして案内する力 |
| スーパーバイザー・リーダー | 応対品質の管理、新人へのフォロー |
| 営業事務・カスタマーサポート | システム入力の速さ、正確な記録 |
| Webライター・編集 | 分かりやすい言い換え、読み手の不安を想像する力 |
自分が転職を考えるなら、カスタマーサクセスがいちばん近いと見ています。例えば、カタログや商品案内に関する問い合わせを受けていると、「この説明ページのここで迷う人が多い」という傾向が見えてきます。それを先回りして案内に反映する、という考え方は、カスタマーサクセスの仕事そのものに近いからです。
履歴書に書ける「数字」
コールセンターの仕事は、ほかの職種より数字で語りやすいのが強みです。職務経歴書には、次のような数字を入れると伝わりやすくなります(社外秘の数字は書かないようにしてください)。
- 1日の対応件数
- 平均処理時間(AHT)の改善
- 顧客満足度アンケートの評価
- 新人教育を担当した人数
- マニュアルやFAQの改善に関わった経験
伝え方の例
| そのまま書くと | 伝わる書き方 |
|---|---|
| 電話でお客様対応をしていました | 1日平均◯件の問い合わせに対応し、よくある質問をまとめて後処理の時間を短縮しました |
| クレーム対応をしていました | 解約希望の問い合わせで、相手の不安を聞き取って代替案を案内しました |
| 新人の指導をしていました | 新人◯名のフォローを担当し、応対の型をまとめた資料を作りました |
数字を書くときに気をつけたいのは、社外秘の数字を書かないことと、盛らないことです。「応答率を改善した」と書くなら、自分が何をして、どれくらい変わったのかを説明できる範囲にとどめます。面接で深く聞かれたときに答えられない数字は、かえって信頼を落とすと考えています。
副業の経験も「実績」になる
最近は、AIを使って何かを作った経験そのものが評価されることも増えていると感じます。このサイトのように、記事を作って公開し、数字を記録していること自体が、転職でも話せる実績になると考えています。
転職と副業のどちらを先にするかはコールセンターから転職すべき?私が転職より先に副業を選んだ理由で考えました。
職務経歴書を書くときにAIを使うのも、ひとつの方法です。自分の仕事内容を箇条書きで渡して、「この経験をカスタマーサクセス職向けに言い換えて」と頼むと、自分では思いつかない言葉が出てきます。ただ、最終的に面接で話すのは自分なので、言い換えた内容が本当に自分の経験と合っているかは、必ず確認したいところです。
よくある質問
- Q. コールセンター経験は「誰でもできる仕事」と見られませんか?
- 仕事内容だけを書くとそう見られがちです。対応件数や応答率、改善した取り組みなど、数字と工夫を添えると、評価されやすくなります。
